• Paragon Photography ATSUSHI

子供の撮影のコツを教えます。【簡単撮影術】その2 

最終更新: 1月14日


こんにちは。Paragon Photographyのアツシです。

今回も、プロカメラマンとして活動した20年以上の知識と経験で得た撮影のコツをお伝えします。スマホでも一眼カメラでも使えるコツです。


今回のテーマは「体をどこで切るか」です。


ちょと怖い感じに聞こえますが、画面内に被写体(写真に写る人)のどこまで入れるべきか、ということです。


結論から言うと、体を画面で切る時は、関節で切らないということです。


特に、首、手首、足首では切らないでください。


早速、写真で説明しますね。



女の子の全身写真です。コツとしては、全身を画面に入れる時は、頭上のスペースは足元のスペースよりちょっと広めです。


赤い帽子をかぶった女の子

上下のスペースが同じくらいでも良いのですが、目の錯覚で足元が広く見える時があるので、頭上のスペースを多めにした方がバランスが良くなります。


赤い帽子をかぶった女の子

この画像をトリミングしてみます。ちょっとだけ寄った感じです。


赤い帽子をかぶった女の子

これは、構図としてOKです。ふくらはぎ部分で切ってバランスも取れてます。


次のこれは、どうでしょうか。



赤い帽子をかぶった女の子

これは、残念。NGです。なぜかというと、足首で切っているからです。雑誌など見てもらえれば分かりますが、足首で切るプロカメラマンは殆どいません。


これは、ルールと言うより、人間の感覚的に気持ち悪く感じるからだと思います。


では、どこで切ると良くて、悪いのか、答えがこれです。

赤い帽子をかぶった女の子

首、手首、足首はNG。 OKの方は、二の腕(上腕部)、前腕部、太腿、ふくらはぎです。


状況に応じて、腰もOKです。この写真の場合は、腰が手と重なるのでNGです。この辺りは、この後説明します。


答えが出たところで、良い例、悪い例を出すので確認してみましょう。


良い例から。


赤い帽子をかぶった女の子

太腿で切ってます。


赤い帽子をかぶった女の子

前腕部で切ってます。

赤い帽子をかぶった女の子

二の腕、上腕で切ってます。



次は悪い例を見てみましょう。

赤い帽子をかぶった女の子

手首が切れてるのが頂けないです。もう少し上で切った方が良いです。


赤い帽子をかぶった女の子

これは、痛い感じです。何も首で切らなくてもいいのに。




そのほかの悪い例です。


赤い帽子をかぶった女の子

つま先が、ちょっとだけ切れてるのが気になる〜。

どうせなら、全部入れましょう。


赤い帽子をかぶった女の子

腰の辺りで切ってるのですが、指先も切れてるのでNGです。指先にも表情があるので、どうせなら入れましょう。



赤い帽子をかぶった女の子

頭がちょっとだけ切れてる。これも気になる。

頭を切るのが悪いわけではないんです。時には、頭を切ることで良い写真になることもあるのですが、それは次回以降でお伝えしますね。



おまけにもう一枚。


赤い帽子をかぶった女の子

悪くないです。これはこれで良いのですが、先に出したOK写真と比べてみましょう。


赤い帽子をかぶった女の子

比べたら、先に出した左の写真の方が、足が見えてスッキリしてますね。右の写真は胴長にも見えます。どうでしょうか。ちょっと上級向けだったかな。



こんな感じで、「体をどこで切るか」についてのお話でした。


とりあえずは、NGの首、手首、足首を覚えておいてください。


記事の最初に関節で切らないと言ってるので、もう少し言うと、膝もよろしくないです。NGとまでは言いませんが、膝も避けた方が良いです。



今回はここまでです。


次回も、もう少し構図の事をお伝えします。